love you only(ユアクラ)


「ユアン……。」
私は今怒っている。
「どうしたのだクラトス?」
ユアンは四千年前からの付き合いであり不本意だが恋人である。
しかし、ユアンの性癖には困ったものだ。
今身につけているのはピンクのフリル付きエプロン。
それ以外は下着すら身につけていない。
「私の服はどうした。」
脱衣所に置いてあった筈の着替えがない。
気付いたのは風呂から出た後だった。
「知らないな。」
そう言ってユアンは私の方をじっと見た。

「可愛いぞ、クラトス。」
ユアンが近づいてくる。
鼻血を出しながら……。

非常に嫌な予感がする。
ユアンはマーテルを失ってから変わってしまった。
ミトスと同じように壊れてしまったのだろうか……。
などと考えているうちにユアンに後ろから抱きしめられてしまった。

「やめろ、ユアン。」
「この柔らかい肌触りがたまらん。」
「やめろと言っている!」
「裸エプロンの新妻はいいな。」
「……。」

どうしてこんな奴を好きになってしまったのだろう。
そう思いながら呪文の詠唱を始める。
「ジャッジメント!」

ユアンに聖なる光が降り注ぐ。
「愛しているぞ、クラトス……。」

黒焦げになったユアンの一言を聞いた私は恥ずかしさのあまりもう一発ジャッジメントを喰らわせたのだった。






睦月さまのサイト「unlimited angel」にてフリーリクエストを受け付けていたのをいい事に、図々しくリクして書いていただいたユアクラ話。
ピンクのフリル付きエプロン姿のクラトス(私の妄想では何故か後姿)にニンマリ。
いかん、いかん・・・これでは変態ユアンと同じではないか。
鼻血を出しながら迫るユアン。黒焦げになっても、うわ言でクラトスへの愛を囁き続けるユアン……素敵です(←???)
変態ユアン万歳!! ユアンって変態が似合いますよね。(そうか?)
睦月さま。私の趣味ピッタリのお話を有難うございました!(礼)