(※注)下品です。超下品な代物です。くれぐれも食事中には読まないで下さい。


“コ”か?“チ”か?


 ゼロスがロイドの家を訪ねると、そこでロイドとクラトスが激論を交わしていた。

「やはり私は“コ”の方がいいな。」
「そうかな?俺は“チ”の方がいいと思うけどな。」
「何を言っている!“チ”では何やらやわらかい感じがして気分が悪くなるではないか。その点“コ”は、かたくて壮大なイメージがあるだろう。」
「やわらかい方がいいじゃんか。ソフトが一番!」
「いや、かたい方がいいに決まっている。」

 ゼロスは訳が分からなかったが、生来がおしゃべり大好き男である。二人の話にどうしても加わりたくなった。そこで強引に割り込む事にした。
「ねえねえ、何を話しちゃってるの?やわらかいとか、かたいとか、もしかしてムフフな話?うひゃひゃ♪だったら俺様も仲間に入れてよ。」

 その声に同時に振り返る二人。
「なんだ神子か。ムフフな話とは何の事だ?」
「そんな事決まってるじゃん。ムフフって言ったらあれよ。し・も・ね・た!きゃ〜言っちゃった!俺様はずかし〜い♪」

「「……」」

「何、このビミョ〜な沈黙は?」

「下ネタと言えば下ネタかな?」
「うむ。だが神子が想像しているような話ではない事だけは断言出来るな。」

「!!…何よ、それ。まるで俺様がエロ大好きな変態みたいじゃない?」

「「違うのか?」」

「……今俺様、ものすご〜く気分悪いんだけど。」

「聞いたか、ロイド?神子は気分が悪くなったそうだ。お前が“チ”の方がいいなどと言うからだぞ。」
「違うだろ。父さんが“コ”がいいって言ったからだよ!」

 ゼロスはだんだん苛々として来た。
「うが〜〜〜〜!だからその“コ”とか“チ”とかって一体何なの!?」
「便の話だ。」
「はい?」
「ウンチって呼び方がいいか、ウンコって言った方がいいかって事。」
「……そんなのどっちだって同じっしょ。」
「何を言っている!“チ”と“コ”では雲泥の差ではないか!」
「そうだよっ!!」
「そ、そ、そうっすか?」
 同時に叫んだ二人を見て、ゼロスは思わず後退った。

 話題が糞だけに、ウン泥の差ってわけ?(←うまい!座布団一枚!)

 なんてアホな事を考えている場合ではなく、ゼロスは恐ろしい顔をした二人に詰め寄られてしまう。

「私は硬さが感じられる“コ”の方がいいと思うのだ。何やら上品な気がするしな。神子もそう思うだろう?」
「違うよな。ゼロスも俺と同じソフトな“チ”派だよな?」

「え、ええと…俺様は“コ”かな?……いや…やっぱ“チ”の方も捨てがたい気が…」

「どっちなのだ!はっきりせんかっ!!」
「そうだぞ。二股は良くねえぞ!」

「ええと…」
 これはどちらか一方を取らない限り収まりが付きそうもない。
 しかしゼロスにとってこんな事は、はっきり言ってどうでもいい事で、従って一方を選ぶ事など出来そうもなかった。

 え〜い!どうとでもなれ!!

 ついにやけくそになるゼロス。(糞だけにやけくそ!←うまい!座布団一枚!)
「俺様は天使様のものならどっちだってOKよ!うひゃひゃひゃひゃ♪……てか、いい年こいてこんな下らない事(糞だけに下らない!←うまい!座布団一枚!)で言い争っているんじゃねえっ!!」

 シ〜〜ンと静まり返る室内…。

 その後、ゼロスの姿を見たものは誰もいなかったと言う……。

 トイレに纏わる恐ろし〜い怪談でした。(←アホ!)


−“コ”か?“チ”か? 終−