番外編 その3
1.料理
−その1−
“牛丼の料理に成功しました”
ユ「う〜ん、旨いっ!おかわり!!」
“食べたばかりで、お腹がいっぱいです”
ユ「い〜や、私はまだまだいけるぞ。」
“戦闘一回につき料理一回が規則です。食べ過ぎるとメタボになりますよ”
ユ「ケチだな。いいじゃないか、少しぐらい残っているだろう?」
“しつこいっ!駄目と言ったら駄目!!”
ユ「チッ…それじゃあ、次回から私の分はメガ盛りで頼む。」
“そんなもん、ねえよっ!!”
−その2−
戦闘終了…。
リフ「お疲れ様、みんな。お腹が減ったでしょう。リフィル特製カレーを作っておいたわ。たくさん食べてね。」
ユ「食べたばかりで、お腹がいっぱいです。」
リフ「まだ何も食べていないじゃないのっ!!」
−おわり−
2.誰の話?
*スキット「マグニスを倒せ」より
ジ「ホント品性の欠片も感じないね。」
リフ「まったくだわ。」
ロ「あんな奴がこの世に存在していたなんて、驚きだよな。」
と、そこへユアンがやって来た。
ユ「なんだなんだ、何の話だ?…分かった!あのマグニスって奴の事だろう。お前達の気持ちは分かる。しかしあの男にも命がある。マグニスを倒すことは、一つの命を奪うことだ。」
ジ「別に殺すなんて言ってないし。」
ロ「そうそう。大体マグニスのことじゃないしな。」
ユ「へ?それでは誰の話をしていたのだ?」
ロ・ジ・リフ「あんたのこと!」
ユ「……」
−おわり−
3.私達の武器は…
戦闘終了…。
コ「私達の武器は、愛と!」
ジ「勇気と!」
ユ「希望〜!!それは希望だ〜〜!」
コ・ジ・ロ「……」
コ(ノリノリだね〜。踊りまで踊っちゃってるよ〜)
ロ(…普通恥ずかしがるよな?好い年こいてよくやるよ)
ジ(普通じゃないからね、あの人)
ユ「ん、どうした?そら、景気付けにもう一度やろうではないか。」
コ・ジ「…いえ…なんか興醒めしちゃったからもういいです。」
ユ「なんだ、付き合いの悪い奴らだな。では私一人でもう一度…愛だ!勇気だ!希望だ〜〜!!」
コ・ロ・ジ(ずっとやってろ!)
−おわり−
4.パルマコスタ学力テスト
ロ「チッ、なんでこんな所に来てまでテストを受けなきゃなんねえんだよ。」
コ「がんばりま〜す!」
ユ「フ…試験なんて何年振りだろう。なんかワクワクするな。」
試験管「それでは始めて下さい。」
そして…
ユ「うお〜〜、15点だ!15点も取れたぞ〜!!。」
リ「……」
ジ「…400点満点なんだけどね。」
ロ「下には下がいるもんだな。生まれて初めてのブービー…感動だ。」
コ「おめでと〜、ロイド。」
ユ「今まで10点以上取った事がなかった私が15点…。うっ、うっ、思えば辛い学生時代だった。」
リ・ジ・コ「よかったね…」
−おわり−
5.ドジな暗殺者 その2
※OVAシルヴァラント編より。ただしユアンにより改編されている為、かけ離れた内容となっています。
しいなの案内で追っ手から逃れて来たユアン達。
ロイドはしいなに近付くと笑顔で手を差し出した。
「助けてくれて有難うな。俺の名前はロイド。」
ところが…
「あんたの名前なんて興味ないね。」
「え?」
「私が欲しいのは神子の命だ!」
「!!」
突然襲い掛かって来たしいなに驚愕するも、なんとかコレットを守ろうと防戦するロイド。
しかしふいをつかれた為にあっけなく飛ばされてしまう。
「うわっ!」
「ロイド!大丈夫?」
(フ…。ここで私の出番だな。よし、ここはひとつ、クラトスよりも私の方がカッコイイのだと言う事を見せてやろう。)
ユアンは武器を抜くと張り切って飛び掛かって行った。
そして剣の柄(つか)をしいなの腹に叩き込もうとしたのだが…。
「あれ?あれ?柄はどこだ?……って、ぐわっ!」
あたふたしている間にユアンは逆にしいなに蹴り飛ばされてしまう。
(しまった〜!私の武器はダブルセイバーだった。)←アホ
なんとか起き上がり見てみると、しいなはすかさずユアンに向かって術を放とうとしていた。
「くっ、させるか!」
(確かここでライトニングだったな。フ…雷系魔法なら私の十八番だ!)
ユアンは立ち上がると汚名返上とばかりにライトニングを放った。
ところがしいなが召喚したのは避雷針であった(そんなのあるのか?)。しかもその場所はユアンの頭の上…。
当然の事ライトニングは避雷針に落ち、その下にいたユアンを直撃した。
「ぎゃ〜〜〜!!」
(ば…馬鹿な…私のシナリオではこんな筈は…)
「生憎だったね。世の中そうシナリオ通りにはいかないものさ。」
ビリビリ状態で転がったユアンに武器を突きつけ、笑みを浮かべるしいな。
「でもあんたら、よくこんな弱い用心棒で再生の旅なんてやってるね。敵ながら感心しちゃうよ。」
「実は私達も困っているのよ。」
しいなの言葉にリフィルが溜め息を突きながら言った。
するとコレットが、
「そうだ!暗殺者さんも一緒に行きませんか?」
「あんた何言っているんだい。私はあんたの命を狙っているんだよ。」
「でも助けてくれました。」
「……」
「そうだな。あんたなら強くてユアンより頼りになりそうだし。一緒に行こうぜ。」
ロイドも同意するのを見て、慌てて飛び起きるユアン。
「ロイド、その甘さが命取りになるぞ。神子を守りたかったら甘さは捨てる事だ。」
「あっさりやられちまったあんたが言う台詞か!」
ロイドはユアンを蹴り飛ばすと、しいなに向き直り再び手を差し出した。
「なあ、行こうぜ。」
しいなはしばらくの間その手を見詰めていたが、やがて肩を竦め笑顔を浮かべると、
「仕方ないね。それじゃあ、一時休戦といくかい。」
「やった〜!」
喜ぶロイド達を横目に、ユアンは一人渋い顔をしていた。
こうしてしいなが仲間に加わり、ロイド達は次の封印を目指し旅立ったのだった。
−おわり−