ユアンとダニエルさん 前編
薪拾いから戻ったクラトスは、まるでそれを待ち構えていたかのように近付いてきたマーテルに言われた。
「ユアンが探していたわよ。ダニエルさんの作り方を教えてほしいんですって。」
「……ダニエルさん?」
必死に記憶をたどってみるが、そんな名の知り合いはなく、首を傾げるクラトス。
大体『作る』とはどういう事なのか?
神様でもあるまいし、クラトスに人間を作り出す力などあろうはずがない。
しかし問い返そうにも、マーテルは言いたい事だけ言うとさっさとキャンプの準備に戻っていってしまった為、取り敢えずユアンのところへ行ってみる事にしたのだった。
ユアンは、調理台として確保した平たい岩の傍でバケツの中を覗きこんでいたが、クラトスが来ると、顔を上げニッコリとして言った。
「おお、クラトス。戻ったか。」
「何か私に訊きたい事があるんだって?」
「うむ。ダニエルの作り方をだな…」
またもや登場したダニエルという名前に、再び首を傾げるクラトス。
「……マーテルもそう言っていたのだが、私はそのダニエルとかいう御仁は知らないのだが?」
「何を言っているのだ。この間作ってくれただろう?ほら、バターがのった…」
「バター?」
バターをデコレートした人間など聞いた事がない。してみると人間の話ではないのか?
だとすれば思い当たるのは一つだけ。
「……もしかして先日作った魚料理の事か?」
「そうそう。そのダニエルだよ。」
「……私が作ったのはダニエルではなくムニエルなのだが?」
「ほう、あれはそういう名前だったのか。だが今回はそのムニエルさんではなく、このダニエルで頼みたいのだ。」
そう言ってバケツの中を指さすユアン。
そこには中振りの魚が狭そうに泳いでおり…
「……ダニエルとはこの魚の名前か?」
「いかにも。エッグベアが狙っていたのを横取りしてきたのだ。で、先日お前がそんな名前を言っていた気がしたものだからそう名付けたのだが……そうか、ダニエルではなくムニエルだったのか。しかし名前は違っても同じ川魚なのだ。料理に影響はないだろう。」
「…………何やら勘違いしているようだから言っておくが、ムニエルとは料理の名前で、魚の名前ではないぞ。」
「え?そうなのか?」
「生憎、私は食材に名前を付ける趣味はないのでな。」
「何だ、そうだったのか。まあいいではないか。細かい事は気にするな。」
「……」
ちっとも細かい事ではないとは思ったが、これ以上言い合っても疲れるだけだと考えたクラトスは話を先に進める事にした。
「兎に角このダニエルをムニエルにすればよいのだな?」
そう言って岩の上にまな板を置くと、そこにバケツから取り出した魚を載せる。そしてまさに包丁を入れようとしたその時だった。
「待てっ!!」
突然放たれた大声に、クラトスは文字通り飛び上がった。
「馬鹿!突然大声を出すな。危ないではないか。もう少しで手を切ってしまうところだったぞ。」
「貴様、ダニエルを切り殺す気か!」
「いや、殺すって…下ろさなければ料理ができまい?」
「え?……ああ…まあそうだな。確かに下ろさなければ料理はできない…。だが何と言うか、その…」
口籠り、目を泳がせるユアン。
「……いや、いい。やってくれ。止めたりしてすまなかったな。」
「?」
ユアンの態度を不審に思うも、気を取り直し再び包丁を構えるクラトス。
ところが…
「あ ―――― っ!やっぱり駄目だ。私にはダニエルを殺すなんて残酷な真似はできん!!」
そう叫んだユアンにまな板の上の魚を取り上げられてしまったのだった。
これにはさすがのクラトスもカチンときた。
「何だ、その言い方は!ムニエルの作り方を教えてくれと言ってきたのはお前の方だろうが!それなのにまるで私を冷酷な殺人鬼のように…。冗談ではない!」
「あ…いや、気を悪くしたのならすまない。そんなつもりはなかったんだ。だがどうしても駄目なのだ。ここに来るまでの間、ダニエルとは苦楽を共にしてきた。今では私達は固い絆で結ばれているのだ。」
「…………苦楽を共にって…川からここまではほんの数分の距離だろう?」
「友情が芽生えるのに時間の長短は関係がない。」
「友情?魚と?」
揶揄するかのようにそう言ったクラトスを見て、今度はユアンが表情を強張らせた。クラトスをキッと睨み付けると、
「…そうか。考えてみればお前はマグロキラーとの異名をとる、大の魚好き男。そんなお前にこの友情の尊さを分かれと言う方が無理だったな。」
マグロキラーなどと勝手に呼び名を付けられ、再びムッとするクラトス。
こうなるともう売り言葉に買い言葉である。
「フン、分からなくて良かったよ。私は食材の友人を作らねばならぬ程に落ちぶれたくはないからな。」
「!!何だと!もう一度言ってみろ!!」
「何度でも言ってやろう。魚に友情を求めるなんてお前もつくづく淋しい男だな。だから馬鹿だ、阿呆だと言われるのだ。」
「黙れ!この…マグロを骨までしゃぶる化け猫野郎が!」
「煩いぞ!てるてる坊主のような間抜け顔をしやがって。私を罵るなんて100年早い!」
「て、てるてる坊主だとー!?貴様こそ目つきの悪い変態野郎ではないか!!」
ついに容姿への攻撃に走る二人。まるで子供の喧嘩だ。今にも『お前の母ちゃん、で〜べ〜そ!』とでも言いだしそうな勢いである。
するとその時、突然にユアンの腕の中のダニエルがピチンと跳ねたのである。
その音にハッと我に返ったクラトスは、驚きの表情を浮かべダニエルを見た。
(まさか……まさかな…)
もしここでこの魚が跳ねなければ、恐らく血の雨が降っていただろう。
大袈裟だと思うかもしれないが、今の喧嘩からも分かるように、この二人、普段は冷静沈着を売りとしているものの実はミトス以上に子供っぽいところがあり、一度モードが切り替わると普段の姿からは想像できないような事を始めてしまうのだ。些細な事から大喧嘩へと発展し、ミトスやマーテルを呆れさせた事は数知れない。
現にさっきクラトスは剣の柄へ手がいく寸前であったし、ユアンはユアンでダブルセイバーを取り出すべく構えており、一触即発の状態だった。それを思えば、今のダニエルの行動は実にタイミングが良すぎたと言えよう。
クラトスの目には、まるでダニエルがそんな状況を察知し、喧嘩を止める為に跳ねたかのように映ったのだった。
だがクラトスは頭を振ると、すぐさまその考えを打ち消した。
ダニエルが動きを見せたのはあの一度だけ。今のダニエルは大人しくユアンに抱え直されており、その姿は全くのただの魚である。
単なる偶然だったのだ。普通に考えればそうであろう。魚に人の気持ちを汲むなんて事ができるわけがない。
苦笑を浮かべるクラトス。
(全く、私は何を考えていたのだ。いくら恥を曝さずに済んだとは言え、それを魚のお陰と感謝するなんてどうかしている…)
一方のユアンも、ダニエルが跳ねた音で我に返ったのはクラトスと同じであったが、こちらは未だ怒りがおさまらないようで、嫌みの応酬をやめようとはしなかった。クラトスを横目に見ながらダニエルをバケツの中に戻すと、
「どうしたのだ、ダニエル?急に跳ねたりして。……おお、そうか、そうか。あのおじさんが怖かったのか?大丈夫だ。お前は私が守ってやるからな。……いいか、クラトス。そういう事だ。ダニエルは絶対にお前の毒牙にかけさせんからな!」
しかしクラトスは今度はこの挑発に乗ってこなかった。肩を竦め、ただ一言、こう言っただけである。
「……好きにしろ。」
「え?」
てっきりもっと食ってかかってくると思っていたユアンは、このクラトスの返答に拍子抜けした。
「……本当にいいのか?」
「だったら食うか?」
「え…それはちょっと……しかし…」
「ええい、はっきりしない奴だな!お前は一体どうしたいのだ!!」
「いや、だから私はダニエルを殺したくはない。だが……その…今の状況が状況だろう?食材が…な?」
「ほう、一応考えているのだな。」
「!!当たり前だろう!私だって…」
「いや悪かった。」
いきり立つユアンを制するクラトス。
確かにユアンが言うように、今クラトス達は本道を使わず大きく迂回するルートをとっている為にアイテム類や食材を購入できず、減ってきている状況にあった。
しかし別に無計画に移動しているわけではない。あと6日程で町に着く予定で、それぐらいの間なら十分過ごせるだけの量はちゃんと確保してある。
「その点ならば心配しなくても大丈夫だろう。今現在、食に窮しているわけではないからな。食材ならまだある。余程の事がない限り、ダニエルを料理する必要はない。」
「そ、そうか…」
ホッと胸をなで下ろすユアン。
「その代わり、今晩の食事はお前が別の物を作れよ。私は知らんからな。」
「ああ、もちろんだ。……その……認めてくれて有難う。」
ユアンは感謝の意を込めクラトスに頭を下げたのだった。
それからというもの、ユアンはダニエル一色に染まっていた。
毎日餌を与え、昼は近くの川に連れて行き運動をさせる。当然キャンプの移動も川に沿ったコースでしか許さなかった。
「ほらマーテル、見てみろ。こうやって手を叩くと…」
「あら!ダニエルが顔を出したわ。」
「フ…。ダニエルは私の言う事はよく聞くのだ。なにしろ私達は強い絆で結ばれているからな。」
「あなたには懐いているのね。凄いわ、ユアン!」
「フッフッフッ…」
マーテルにいいところを見せる事ができ、得意満面のユアン。
その様子を少し離れた所からクラトスと共に眺めていたミトスは、呆れたように肩をすくめた。
「何が強い絆だよ。相手は魚でしょ。ユアンって本当に馬鹿だったんだね。クラトス、なんでさっさと料理しちゃわなかったのさ。そうすればユアンだって馬鹿曝さずに済んだだろうに。」
(何故?……何故だろう?)
ミトスの言葉に考え込むクラトス。
自分もミトスと同様、ダニエルに入れ込むユアンを馬鹿みたいだと思っていたのだ。所詮魚である。感情などある筈もなく、友情などと騒いでいるが、それはこちらの一方通行に決まっているではないかと…。
それなのにユアンと話している内に、だんだんと殺すのが躊躇われるようになっていった。
まんまとユアンのペースに乗せられてしまったという事だろうか?
いや…
「もしかしたら私も……」
「え?」
「私もユアンのように、ダニエルに対して特別な感情を抱いたのかもしれない。」
「ちょ、ちょっとクラトスまで何を言っているの?」
「フ…そんな顔をするな。別に頭がおかしくなったわけではない。正直、自分でも何故料理しなかったのか分からんのだ。ただなんとなく、ダニエルは他の魚とは違うように思えてきてな。思い過ごしかもしれんが…。」
「……」
「まあ、いいじゃないか。誰に迷惑がかかるというわけではないんだ。しばらくはユアンの好きにさせてやってはくれないだろうか?」
ミトスだって是が非でもダニエルを食べたかったわけではない。こうして尊敬するクラトスに頼まれてはこれ以上断る事はできなかった。
「……分かったよ。」
渋々頷くミトス。
「でも納得したわけじゃないからね。だって魚を連れて旅をするなんてできっこないもん。そうでしょう?僕は別に意地悪で言っているわけじゃないんだ。」
「そんな事は分かっているよ。」
クラトスは笑みを浮かべると、ミトスの頭を優しくポンポンと叩いた。
「お前はダニエルの事を心配してくれたんだよな。有難うな、ミトス。」
そう…ミトスが言う事は尤もなのだ。いくらお気に入りでもダニエルは魚である。いつまでもバケツに入れて連れ回すわけにもいかない。いずれは別れなければならなくなる。それはクラトスにも分かっていたし、恐らくユアンだって分かっているだろう。
だがそれはもう少し先の話だと思っていた。
クラトスはユアンに『余程の事がなければ』と言ったが、もちろんそれは起こらない事を前提にしての言葉で、このまま何事もなく旅は続き、川筋から離れる事になったらその時にダニエルと別れればいいと考えていたのだ。
だがまさか、その『余程の事』が実際に起きてしまうとは……
ダニエルとの別れの時はすぐそこまで来ていたのである。
それは翌日の天候の悪化に始まった。
朝方に降りだした雨は、最初は小雨だったのだが、次第に大雨となり、その後も弱くなったり強くなったりを繰り返しながら降り続いた。
それだけなら別段珍しい事ではない。長く旅をしていれば間々ある事で、憂鬱ではあるが、雨が上がるのを待って出発すればいい。
だが今回はいつもとは違っていた。雨は2日後に止んだのだが、この大雨で起きた崖崩れに挟まれてしまい、行く事も戻る事もできなくなってしまったのである。
「一体いつまでここにいればいいのさ。雨さえ降らなければ昨日の内に町に着いていたはずなのに。」
雑草のお粥を前に愚痴るミトス。
足止めを食っている内に食材は底を突き、彼らは其処らに生えている雑草で食いつないでいた。それでも今はまだ米があるからいいのだが、それももう残り少ない。このままだと、お粥が雑草スープになってしまう日もそう遠くはないだろう。
「だからあんな岩、魔法で吹き飛ばしちゃえって言ったんだ。それをクラトスが止めるから…」
「当たり前だろう。地盤が緩んで崖が崩れたのだ。そんなところへ爆発など起こしてみろ。もっと酷い事になりかねんぞ。」
「じゃあ、ここにずっといるつもり?嫌だよ、そんなの。」
「確かここに来るまでの間に左に折れる道があった。崖が崩れた箇所とここの、ちょうど中間ぐらいの所だ。地図によると、遠回りにはなるが、そちらからも町へ行けるようだ。明日早朝に、通れる状態かどうか下見をしてくるつもりだ。」
「今でも十分遠回りをしているのに、この上更に遠回りするの?僕はご免だね。」
「いい加減にしなさい、ミトス。」
小さな子供のように駄々をこね続けるミトスを見かね、ついにマーテルが口を挟んでくる。
「それしか方法がないのだから仕方がないじゃないの。嫌だ嫌だって、あまり我儘を言うものではないわ。」
しかしミトスはそれでも引かなかった。
「だってさ、ここんとこ雑草しか食べてないじゃん。動物性たんぱく質でも摂らなきゃ歩く元気が出ないよ。」
「そういうのを、ないものねだりと言うのよ。」
「ないものねだりなんかじゃないよ。ちゃんとあるじゃない。」
ミトスの視線を追う一同。
辿りついたのはユアンの足元だった。そこにはバケツが置いてあり…
「ダニエルは駄目だぞ。」
「!!どうしてさ!」
さらりと言ってのけたユアンに噛みつくミトス。
「ダニエルは食材ではない。仲間だからだ。」
「ハッ!仲間?何の役にも立たない魚が仲間だって?」
「ダニエルはちゃんと役に立っているぞ。我々に癒しを与えてくれている。」
(我々って……癒されているのはあんただけでしょ)
ミトスはユアンをジト目で見ると、
「ユアンはもう枯れ果てているからいいさ。でも僕は育ちざかりなんだ。バランス良く栄養を摂る必要があるんだよ!」
「そんなに動物性たんぱく質を摂りたいなら、ノイシュを食えばいいではないか。あいつは大きいから食べごたえがあるぞ。」
これには今度はクラトスが顔色を変えた。
「おい、待て。ノイシュは…」
「馬鹿、冗談だよ。本気にするな。私だってノイシュを食うつもりなんてないさ。あいつだって大切な仲間だからな。」
「……」
「私はただ、ノイシュが大切な仲間なら、ダニエルだって同じだと言いたかっただけだ。それなのに寄ってたかってダニエルばかり目の敵にしやがって…。お前ら、冷たすぎる!ダニエルは食べさせないからな。絶対に!!」
ユアンは異議を挟む暇を与えずそう捲し立てると、ダニエルが入ったバケツを持って向こうへ行ってしまい、三人はそれ以上何も言えずにただ見送るしかなかったのだった。
翌日クラトスは、昨日話に出たもう一本の道を下見に行こうとテントを出たのだが、向こうの方で何やら覗き込んでいるミトスの姿を認め、眉をひそめた。
今はまだ辺りも暗い早朝である。こんな時間に一体何をやっているのか?
不審に思い近付いてみると、ミトスが覗き込んでいたのはダニエルのバケツで、クラトスは溜め息をつくと声をかけたのだった。
「何をしているのだ、ミトス。」
急に声を掛けられビクリとして振り返るミトス。恐らくユアンだと思ったのであろう。その顔は異様に強張っていたのだが、そこにいるのがクラトスだと分かるとホッとしたように息をついた。
クラトスはそんなミトスを軽く睨むと、
「それはダニエルのバケツだろう?勝手に覗いたりするとまたユアンに何か言われるぞ。まだダニエルが食いたいのか?」
「ち、違うよ!……そうじゃなくて…その…なんだか、元気がないんだ。」
「え?元気がない?」
横から覗き込むクラトス。
成程、以前は狭いバケツの中でもそれなりに動いていたのが、今は殆ど動きを見せずじっとしている。
「2、3日ぐらい前から元気がないみたいで気になっていたんだ。それでも昨日までは元気がないなりにも動いていたんだよ。それなのに今日見たら、こんなんなっていて…。回復魔法をかけたんだけど、駄目なんだ。……僕が食べたいなんて言ったからかな?」
「いや、それはないだろう。やはり狭いバケツに閉じ込めておいたのが良くなかったのか…。」
「ダニエル、死んだりしないよね?」
心配そうに再びバケツを覗き込むミトスを見て、不謹慎だとは分かっていたが、思わず笑みを浮かべてしまうクラトス。
「え……何さ?」
「いや、なんでもない。少し嬉しかったものでな。」
「?」
「兎に角、このままにしておくのは良くないな。そろそろ潮時かもしれん。川にかえした方がいいのかもしれない。何と言ってもあそこはダニエルの故郷なのだからな。」
「でも、ユアンが承知するかな?」
「下見から戻ったら説得してみるさ。この元気のないダニエルを見ればあいつだって反対はしないだろう。」
「そうだよね。ダニエルの為になる事をユアンが断るわけないものね。」
「ああ。」
『戻ったら』としたのは、早朝だった事もありユアンはまだ寝ているだろうと思ったからだった。下見と言っても、あの道は徐々に崖から離れていっているので、崖に近い数キロ程の確認で十分だろうし、それなら午前中には戻ってこられる。今無理に起こす必要はないと、クラトスは考えたのである。
だが、それでは遅かった。
実はこの時、寝ていると思っていたユアンはもう起きており、バケツを覗きこんでいる二人の様子を見ていたのだった。二人の話を聞いた彼は顔色を変えた。そしてクラトスが戻った時には、ダニエルを連れ姿を消してしまっていたのである。
−後編につづく−